いつにも増して挑戦的な内容だったため、不安感も増し増し。肩痛し。
来場者&関係者各位にお礼を申し上げたい。
本番二日前から肩が痛い。なんで?存在しているだけで痛い。こんなに自身の存在に痛み(物理的)を感じたことはない。30歳とか40歳を越えたあたりからガタがくる音楽家の話は珍しくないが、まだそうじゃない。
箸が持てない。ピアノ弾きは箸すら持てない、という旨の都市伝説があるが、もしかしたら条件次第では正論かもしれない。
ピアノ弾き全員が肩とか腕がおかしくなっている前提だとしたら…?
これ以上続けるとディナーショーの話がいつもでも始められないので、これらの話はまた後日。
コロナ第九波。あと近所の花火大会。
どうしていつもこうなのか。日頃の行いがそんなに悪いのか。
祭りというものは7月中にやるものではないのか(偏見)
盆とか帰省とか昭和記念公園の花火大会とか全てを見切った日付設定だったはずなのに。人生は何が起こるかわからない。
肩は痛いし人は集まらないし、中止したい気持ちが最高潮のなか、よくもまあやりきったものだ。
せっかくの食事つきだったのだが、余裕がないおかげで私は影も形も見ることができずに終わってしまった。
それと、アンケートで食事のことも設問に入れるべきだった。そもそも食事ありきの内容なのだからもっと具体的に言及すべきであろう。これも反省。
とりあえず提供写真の一部を
聞くところによれば、なかなかの味だったとか
デザート美味しそう。
ではさっさとアンケートの話を。
Q.気に入った作曲家選手権 2023夏
有効回答数18(複数答可)
→ラヴェルが結構ウケた
最近わかったことがある。
「読みに時間をかけた作曲家ほど高評価を受けやすい」
新鮮そうな言い方をしたものの当たり前である。適度な学習と練習は正義。
舞台でラヴェル作品を弾いたことがないことに、ある日気づいてから怖くなり、今夏はラヴェルの作品集を読みまくった。
なお、ラ・ヴァルスはやる気が出ない。もしかすると一生出ない。
ショパン?スケルツォお疲れ!(以上)
0票がなかったのは安堵した。
どれもやった意味がある。
個人的にはバッハを弾いてから調子が上がってきた点が一番印象に残っている。
有名な某音楽家が「朝一番にバッハを弾いて頭を整える」みたいなことを言っていた気がするが、意味が分かった。
最後に出来がいいものを持ってきて締める、というパターンは誰でもやることだが、最初に得意なものorスイッチが入るものを持ってくるのは効果的策なのだろう。
平均律を今年中に全部弾けない気がしてきている。
いつも人生ギリギリなのに。肩のおかげで半月も失ったのは本当に痛い。肩はもう痛くないのだが。違うそういう話じゃない。
何の話をしていても肩の違和感の話に帰結してしまう。
別に肩のことは好きではないのだが、体勢を動かすともれなく首から肩にかけての筋肉は動いて、そのたびに肩が大声を上げる。
私の静かな肩はいずこへ?
人は失ってからそれが大事なものだったということに気づくのだ。まったく愚かである。無関係。
平均律をがんばれ自分。
お茶でも飲みながら気楽に聴いてもらう会を中心にこれからも続けていく。
次回開催を熱望する聴衆があと20名ほど現れないと採算がとれないため、ディナーショーの見込みはしばらくない。継続希望の皆さんには大変申し訳ない。
肩の主張も飽いてきたことであるし、浮かぶことは一通りおさらいした気分なので、それではごきげんよう。